週1回、マリンバのレッスンが楽しみでもあり、苦しみでもあり。そんな60の手習いの日記です。
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今、マリンバパートナー№4の「G線上のアリア」を練習しています。バイオリンの曲ですから、ほとんどがトレモロです。


これまでも、トレモロだらけの曲はいくつもありましたが、そのたびに積み重なっていく苦手意識、緊張感によるギクシャク奏法と報われない疲労。とても音を楽しむ段階ではありませんでした。


で、ここにきてどうにもごまかせない「G線上のアリア」の登場。


ただ、ゆったりした弦楽器や歌曲が好きなので、「ここで苦手意識を一段階でも突破して、これらを弾きたい」と一念発起、頑張っています。


そして、モチベーションを保ち続けるために、先日「ピアノ伴奏譜付き ヴァイオリン名曲集」(音楽譜出版社)を買ってしまいました。難敵「G線上のアリア」はもちろん、「ロマンス へ長調」や「嘆きのセレナーデ」などがあり、何としても美しいトレモロを自然体で弾けるようになる!!!と、またまた無駄な力が入っております。
新しい曲の手順を検討する時、これまではマリンバで弾きながらやっていたのですが、そろそろ立ち続けるのも疲れ気味。そこで、座ってできるように何かないかと考えました。


色紙や絵具などで作成する? ロールピアノの中古でも買う? で、収納的にも布がいいんじゃないか?ということで、ネットで探しました。


いろいろとありましたが、鍵盤のサイズがちょうどよい、下の布を1m買いました。楽天市場のとあるショップで、10cm93円、送料込みで1150円でした。


普通は、レッスンバッグを作るために買う人が多いようです。



 
マリンバパートナー2の"ピカデリー"を久しぶりに弾いてみて、テキストの順番的にこの曲から、速い曲やトレモロの続く曲では、①~③において、マレットの「右と左、どちらを上にするか」を意識したほうがよいと気づいたと思い出しました。


①トロモロ
②近い音で交差する
③離れた音に飛ぶ直前


もちろん、上手な方、プロの方は意識せずとも、手が自然にそう動くでしょうし、力技もできると思いますが、初心者は、「手順+上下問題」が、音楽性などのずうっと手前、「曲を譜面通りに弾けるかどうか」を大きく左右すると思います。


今、マリンバパートナー4をやっていますが、"金の粉"、"主よ、人の望みの喜びよ"、"G線上のアリア"など、手順はもちろんのこと、マレット位置の上下が手に記憶されていないと弾けません(私は)。










先日、映画『国宝』を観てきました。社交ダンスや日舞をかじったことがあり、「ああ、"藤娘"ってこうだったなあ」と役者さんの動きに見入ってしまいました。そこで再認識したのが、「マレットの動き」も、手や足を次の位置まで現在地点からどうもっていくか、音楽に乗って(作って)、無駄なく、うるさくなく、なめらかに、視覚上も効果的に動く「舞い」なのだということ。太極拳などもきっとそうでしょうね。


頑張ろう。
『始まる音が同じ、"長調と短調のペア"を弾く』の続き




【"ソ"から始まる長調】

前回の記事で、「黒鍵は1個である」と判りました。

では、その黒鍵はどこか?

楽譜上における調号(♯)記載の法則のひとつに、『音階の始まりの音の、すぐ下の黒鍵が、調号群の右端にくる』というのがありますので、”ソ”のひとつ下である"♯ファ"が正解です。

つまり、”ソ”から始まる長調は、次のとおり。

ソ ラ シ ド レ ミ ♯ファ ソ




(注)これ以上、いろいろ考えてしまうとドツボにハマってしまうので、単純に上記のように考える(思考回路とする)のがよいです。まあ、それを言うなら、「
”ソ”から始まる長調=ト長調の調号は、♯ファ』と覚えてしまえば、それで済む」となってしまうのですが、それでは身も蓋もありませんので。
【作り方】

刃物を使いますので、作業は安定した環境で慎重に行ってください。作業台としてカッターマットや厚めの新聞紙束(作業中にズレてしまわないよう工夫)を使うことをお勧めします。


1、鉛筆を、芯を折った状態で、お尻から先端まで、12㎝にする

・長すぎるものは、鉛筆削りや小刀で削って短くします

・手の大きさ等により、長短の調整はあり得ますが、まずは12㎝で作ってお試しください







2、マレットの曲線にあうよう、鉛筆の一面を丸彫刻刀で削り、くぼませる







3、マレットのお尻から、7㎝の位置に、ペン等で印をつける

・手の大きさ等により、長短の調整はあり得ますが、まずは7㎝でお試しください




4、3の印に、鉛筆のお尻を合わせて、3か所、テープで固定する

・最初に中央の位置を固定します


         ↓


         ↓




5,鉛筆の先端からお尻に向けて、テープを巻いていく(完成)

・隙間なく巻いてもいいですし、ズレない程度に数か所とめても、お好みでよいです

・テープは少し延ばし気味に、巻くのがコツです

・鉛筆の先端部分とお尻部分は、余分に長く巻きます(手のひらへの当たりが軽減される)




完成!




【メンテナンス】

ずっとこのまま使っていると、球の同じ部分が鍵盤に当たることになり、巻いてある糸がそこだけ剥げてしまう(交換時期が早まる)ので、時々、外して、位置を変えます。
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プロフィール
HN:
ルーニ
性別:
女性
自己紹介:
子育て真っ最中の頃から、「人生後半にやること」を探してきて、60近くになって、うっかり、そして、ようやく出会ってしまった”マリンバ”。ピアノと異なり、メロディーラインだけ弾いていれば曲になる。先生にピアノ伴奏をつけてもらえば、演奏家気分にも浸れる。う~ん、幸せです。

(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
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