週1回、マリンバのレッスンが楽しみでもあり、苦しみでもあり。そんな60の手習いの日記です。
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D 始まる音が同じ、"長調と短調のペア"を弾く

私が考えた練習は、同じ音から始まる長調と短調をペアにして、調号と臨時記号を思い出しながら弾くというものです。


しかし、私は調号が(も)記憶できないので、空で弾くのには、その都度、思い出さなくてはなりません。そこで、屁理屈をひねり出し、とっかかりとしています。


練習を続け、そのうち、調ごとに黒鍵の位置を脳裏でイメージできるようになれば、いちいちこうやって思い出さなくても弾けるようになるはず、なるはずだ!と信じています。



1、まず、長調です

左手を"ソ"に、右手を"ファ"に置き、中央へ向けて、白鍵と黒鍵を進んでいくと、黒鍵の数が1 → 4 → 3 → 2 → 5個と変化します。これで、各音の黒鍵の数を思い出します。


なお、左端の"♯ファ"の5個と、中央の"ド"の0個は例外で、そのまま覚えます。


【長調の黒鍵数の知り方】

黒    ④ ②   ⑤ ③
白     ③ ⑤  ② ④ ①
ドレミ  ソ ラ シ ド レ ミ ファ
イロハ  ト イ ロ ハ ニ ホ ヘ
書籍名は、『NEWマリンバパートナー vol.3』(野口道子編著)で、2025年7月下旬発行予定です。


前後のvol.と入れ替えになった曲や、新しい曲が少しあります。


楽しみです。

スケール(音階)練習の続きです。

楽譜は使いません。空で弾きます。

C クジでランダムに選ぶ

24個の調を書いたクジを作り、基礎練習にとれる時間に応じた数を弾く。








スケールの弾き方について、先生のアドバイスです。


①メトロノームに合わせて弾く

メトロノームを流しっぱなしにします。


②さまざまな速さで弾く

ゆっくりにはゆっくりの、速くには速くの手や腕の動きがあるので、「速ければよい」「速いのがよい」わけではないようです。"速い"は138以上を目指します。


③曲っぽく弾く

例えば、電卓のような均一の叩き方でなく、曲っぽい力の入れ方、音量も上りはクレッシェンド、下りはデクレッシェンドで、など。なぜなら、曲の中にこういうフレーズが出てくるから、その部分練習と考える。マリンバでは離れた音より、隣の音を弾いていくのが意外と難しい。


③のアドバイスで思い出すのは、墨画や鉛筆デッサン、単色での油絵の下絵。上手な人のはそれに多色を感じるんですよね。また、昔読んだ『美味しんぼ』の"塩だけを使った吸い物"。湯に塩を加える、上手な人はそれだけでも甘みや旨味も出せるとか。このように、単に"音が隣に続けて並んでいるスケール"を、聴いている人が曲として感じてくれたら・・・そこまでいけたら、いいな。
スケール(音階)練習の続きです。

楽譜は使いません。空で弾きます。







B 調号が同じ、"長調と短調のペア"を弾く

ある長調を弾き、続けて、4つ下(白鍵と黒鍵)の音から始まる短調を弾く。このペアは、調号が同じである。


黒鍵の数
[なし]
 ド    (ハ長調)
 ラ    (イ短調)


[♯1つ]
 ソ    (ト長調)
 ミ    (ホ短調)


[♭1つ]
 ファ    (へ長調)
 レ    (二短調)


[♯2つ]
 レ    (二長調)
 シ    (ロ短調)


[♭2つ]
♭シ    (変ロ長調)
 ソ    (ト短調)


[♯3つ]
 ラ    (イ長調)
♯ファ    (嬰ヘ短調)


[♭3つ]
♭ミ    (変ホ長調)
 ド    (ハ短調)


[♯4つ]
 ミ    (ホ長調)
♯ド    (嬰ハ短調)


[♭4つ]
♭ラ    (変イ長調)
 ファ    (へ短調)


[♯5つ]
 シ    (ロ長調)
♯ソ    (嬰ト短調)


[♭5つ]
♭レ    (変二長調)
♭シ    (変ロ短調)


[♭6つ]
♭ソ    (変ト長調)
♭ミ    (変ホ短調)

ようやく計24通りの長調と短調のスケール(音階)を終えたので、さて、これからどのようにこの基礎練習を続けていくかが問題です。プロや音大生のように才能のある方々は難なく血肉にできることでも、私は一日経てば「あれ? あれ?」、二日経てばウロ覚えの迷子、三日ですっかりおさらば、ですので、何とか少なくとも現状維持しなくてはなりません(でないと、この間の苦労が水の泡)。


[使用しているテキスト]
・Marimba 2 Mallets
 マリンバ基礎練習 2本マレット編
(海野茜著 HCO MUSIC発行)








オーソドックスな練習方法としては、主に次の3つ(A~C)がメインのようです。もちろん、これらのほかに、個人的にやりやすい方法があれば、いろいろと試してみるのもよいと思います。


すべて通すと結構な時間がかかりますので、基礎練習に割ける時間(分数)に応じて、調の数を決めて、次回に繋げるのがよいと思います。


また、メトロノームを使い、ゆっくりなテンポから始め、丁寧に弾き、138を目指します。可能ならこれ以上でもOK。


なお、長調は1種類ですが、なんと短調には、調号に、更に臨時記号がつくことで、3種類もあります。すごいですね。


 ・自然的短音階(上り下り)
   短調らしい暗い感じ

 ・和声的短音階(上りのみ)
   ちょっと長調寄りで明るい感じ

 ・旋律的短音階(下りのみ)
      〃





A 長調や短調の12調を、昇順に連続して弾く

楽譜は使いません。空で弾きます。


<長調>

スケールの
はじめの音
ラ    (イ長調)
シ♭   (変ロ長調)
シ    (ロ長調)
ド    (ハ長調)
レ♭   (変二長調)
レ    (二長調)
ミ♭   (変ホ長調)
ミ    (ホ長調)
ファ    (へ長調)
ソ♭   (変ト長調)
ソ    (ト長調)
ラ♭   (変イ長調)





<短調>
ラ    (イ短調)
シ♭   (変ロ短調)
シ    (ロ短調)
ド    (ハ短調)
ド♯   (嬰ハ短調)
レ    (二短調)
ミ♭   (変ホ短調)
ミ    (ホ短調)
ファ    (へ短調)
ファ♯   (嬰ヘ短調)
ソ    (ト短調)
ソ    (嬰ト短調)

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プロフィール
HN:
ルーニ
性別:
女性
自己紹介:
子育て真っ最中の頃から、「人生後半にやること」を探してきて、60近くになって、うっかり、そして、ようやく出会ってしまった”マリンバ”。ピアノと異なり、メロディーラインだけ弾いていれば曲になる。先生にピアノ伴奏をつけてもらえば、演奏家気分にも浸れる。う~ん、幸せです。

(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
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