週1回、マリンバのレッスンが楽しみでもあり、苦しみでもあり。そんな60の手習いの日記です。
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ようやく計24通りの長調と短調のスケール(音階)を終えたので、さて、これからどのようにこの基礎練習を続けていくかが問題です。プロや音大生のように才能のある方々は難なく血肉にできることでも、私は一日経てば「あれ? あれ?」、二日経てばウロ覚えの迷子、三日ですっかりおさらば、ですので、何とか少なくとも現状維持しなくてはなりません(でないと、この間の苦労が水の泡)。


[使用しているテキスト]
・Marimba 2 Mallets
 マリンバ基礎練習 2本マレット編
(海野茜著 HCO MUSIC発行)








オーソドックスな練習方法としては、主に次の3つ(A~C)がメインのようです。もちろん、これらのほかに、個人的にやりやすい方法があれば、いろいろと試してみるのもよいと思います。


すべて通すと結構な時間がかかりますので、基礎練習に割ける時間(分数)に応じて、調の数を決めて、次回に繋げるのがよいと思います。


また、メトロノームを使い、ゆっくりなテンポから始め、丁寧に弾き、138を目指します。可能ならこれ以上でもOK。


なお、長調は1種類ですが、なんと短調には、調号に、更に臨時記号がつくことで、3種類もあります。すごいですね。


 ・自然的短音階(上り下り)
   短調らしい暗い感じ

 ・和声的短音階(上りのみ)
   ちょっと長調寄りで明るい感じ

 ・旋律的短音階(下りのみ)
      〃





A 長調や短調の12調を、昇順に連続して弾く

楽譜は使いません。空で弾きます。


<長調>

スケールの
はじめの音
ラ    (イ長調)
シ♭   (変ロ長調)
シ    (ロ長調)
ド    (ハ長調)
レ♭   (変二長調)
レ    (二長調)
ミ♭   (変ホ長調)
ミ    (ホ長調)
ファ    (へ長調)
ソ♭   (変ト長調)
ソ    (ト長調)
ラ♭   (変イ長調)





<短調>
ラ    (イ短調)
シ♭   (変ロ短調)
シ    (ロ短調)
ド    (ハ短調)
ド♯   (嬰ハ短調)
レ    (二短調)
ミ♭   (変ホ短調)
ミ    (ホ短調)
ファ    (へ短調)
ファ♯   (嬰ヘ短調)
ソ    (ト短調)
ソ    (嬰ト短調)

マリンバ演奏に必要な身体能力には、"マレットをしっかり握る握力"とか、"ふらふらしないでしっかり床に立つ体幹"などが必要ですが、"腕を引く力"も重要なようです。


特に、利き腕でないほう(右利きなら左腕)をすばやく後ろに引いて叩く、のが案外と難しい。腰を回転させて、結果として腕を後ろに引く"ズル"でなく、腕だけを引くんです。やろうとしても、機敏に動けないし、挙句に正確に鍵盤を狙えず、叩いても弱弱しい。


そこで、引くのに必要な筋肉である、上腕三頭筋を鍛える動画を見つけ、半年ほど、ほぼ!毎日、やっています。トイレに入っている時にするのもタイパいいです。


効果、あるといいな。





【私が参考にしたYouTube動画】 
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・サボり筋1分トレ 上腕三頭筋 (投稿者:関節トレーニング 笹川ひろひで)

・二の腕 5分だけで簡単! 腕瘦せを叶えるなら上腕三頭筋を鍛えるこのトレーニング! (投稿者:のがちゃんねる nogachannel)
【メドレー】

メドレーとは書いてありませんし、テキストの最初の曲ですから、ひとつずつ弾いていくので良いと思いますが、普通(これとは異なる本格的な楽譜)は続けて弾かれていますよね。なので、マリンバパートナー1を終えるにあたって、チャレンジするのもよいと思います。


拍子の変化は、2/4 → 2/4 → 2/4 → 3/4 → 3/4 → 3/4 です。下線部が戸惑いますね。


速さの変化は、Andante → Alleguretto → Alleguretto → Moderato → Allegro → Allegro ~ Presto です。




【強弱】

p や ff など、手(マレットの球)の高さで、差をつけます。




【Ver.3】

dolce(ドルチェ):かわいらしく




【私が参考にしたYouTube動画】 
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きらきら星らしく、きらきら弾きたいものです。

・きらきら星変奏曲/モーツァルト/Variations on "Ah,vous dirai-je,Maman"K.265/Mozart/Piano/ピアノ/CANACANA (投稿者:CANACANA family)

・モーツァルト:「ああ、ディライジェ、ママン」による変奏曲、K.265/300e;マグダレナ・バチェフスカ(ピアノ) (投稿者:Magdalena Stern-Baczewska)

映画『のだめカンタービレ』で、のだめがお城で弾いたのもよいです。
【タイ】

33小節目から35小節目の①まで、トレモロで続ける。途中で弾き直さない。

42~43小節目、49~51小節目、58~59小節目も同様に弾く。




【トレモロに付いた装飾音符】

41、42、57、58小節目の、付点2分音符(トレモロ)の装飾音符の弾き方。

・前の小節の最後に弾く(従って、41小節目の1拍目は付点2分音符本体)

・トレモロの最初の音のように弾く(従って、♯ドからレへ、マレットは低く移動)



【スラー】

頻出する7~8小節目のように、始まりが"強"で、スラー部分終了後が"弱"の、スラーの弾き方。

スラー最後の音を、"やや弱"で弾く。
【カンマ】

16小節目:カンマを意識しすぎて、①Lが4分音符にならないようにします。




【装飾音符】

22小節目と同じパターン:装飾音符として考えず、普通の音符の拍で弾く(下線部)。

4分休符 + 8分音符 + 8分音符 + 16分音符 + 16分音符 + 4分音符




【私が参考にしたYouTube動画】 
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・かっこうワルツ(ヨナッソン) The Cuckoo Waltz(Jonasson) (投稿者:前田勝則)
プロフィール
HN:
ルーニ
性別:
女性
自己紹介:
子育て真っ最中の頃から、「人生後半にやること」を探してきて、60近くになって、うっかり、そして、ようやく出会ってしまった”マリンバ”。ピアノと異なり、メロディーラインだけ弾いていれば曲になる。先生にピアノ伴奏をつけてもらえば、演奏家気分にも浸れる。う~ん、幸せです。

(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
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