週1回、マリンバのレッスンが楽しみでもあり、苦しみでもあり。そんな60の手習いの日記です。
マリンバパートナー2の"ピカデリー"を久しぶりに弾いてみて、テキストの順番的にこの曲から、速い曲やトレモロの続く曲では、①~③において、マレットの「右と左、どちらを上にするか」を意識したほうがよいと気づいたと思い出しました。
①トロモロ
②近い音で交差する
③離れた音に飛ぶ直前
もちろん、上手な方、プロの方は意識せずとも、手が自然にそう動くでしょうし、力技もできると思いますが、初心者は、「手順+上下問題」が、音楽性などのずうっと手前、「曲を譜面通りに弾けるかどうか」を大きく左右すると思います。
今、マリンバパートナー4をやっていますが、"金の粉"、"主よ、人の望みの喜びよ"、"G線上のアリア"など、手順はもちろんのこと、マレット位置の上下が手に記憶されていないと弾けません(私は)。
先日、映画『国宝』を観てきました。社交ダンスや日舞をかじったことがあり、「ああ、"藤娘"ってこうだったなあ」と役者さんの動きに見入ってしまいました。そこで再認識したのが、「マレットの動き」も、手や足を次の位置まで現在地点からどうもっていくか、音楽に乗って(作って)、無駄なく、うるさくなく、なめらかに、視覚上も効果的に動く「舞い」なのだということ。太極拳などもきっとそうでしょうね。
頑張ろう。
①トロモロ
②近い音で交差する
③離れた音に飛ぶ直前
もちろん、上手な方、プロの方は意識せずとも、手が自然にそう動くでしょうし、力技もできると思いますが、初心者は、「手順+上下問題」が、音楽性などのずうっと手前、「曲を譜面通りに弾けるかどうか」を大きく左右すると思います。
今、マリンバパートナー4をやっていますが、"金の粉"、"主よ、人の望みの喜びよ"、"G線上のアリア"など、手順はもちろんのこと、マレット位置の上下が手に記憶されていないと弾けません(私は)。
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先日、映画『国宝』を観てきました。社交ダンスや日舞をかじったことがあり、「ああ、"藤娘"ってこうだったなあ」と役者さんの動きに見入ってしまいました。そこで再認識したのが、「マレットの動き」も、手や足を次の位置まで現在地点からどうもっていくか、音楽に乗って(作って)、無駄なく、うるさくなく、なめらかに、視覚上も効果的に動く「舞い」なのだということ。太極拳などもきっとそうでしょうね。
頑張ろう。
あ~っ、この曲も苦手~、、、です。サティ様は聴く分にはいいのですが、、、。
速くてシンコペーションたっぷり、スタッカートたっぷり。ともかくもYouTubeで曲を覚え、手順を覚えないと。
そうして、いつか、どこ吹く風の表情で軽~く弾けたらすごくいいですね。私だと、眉間に皺を寄せた必死の形相とカクカクした動きで、華やかなピカデリー(劇場)ではなくなりそう。
【私が参考にしたYouTube動画】
すでに削除されている可能性もあります
・サティ:ピカデリー ピアニスト 近藤由貴/Satie:Le Piccadilly Piano,Yuki Kondo(投稿者:Yuki Kondo Pianist
・サティ:ピカデリー[ナクソス・クラシック・キュレーション](投稿者:naxos japan)
【全体】
Pas trop vite(パトゥロヴィット):速くなり過ぎず。急ぎ過ぎず。
【C】
Trio(トリオ):メヌエット、スケルツォ、行進曲などの中間部
【スタッカート】
弾いた後、早目に上げる。そうすると慌てて、音が抜けやすい(聞こえない音が出る)ので注意。
【シンコペーション】
真ん中の8分音符を強めに弾く。シンコペーションの3つ目の音と、次の音との間がくっつき過ぎないように注意。
速くてシンコペーションたっぷり、スタッカートたっぷり。ともかくもYouTubeで曲を覚え、手順を覚えないと。
そうして、いつか、どこ吹く風の表情で軽~く弾けたらすごくいいですね。私だと、眉間に皺を寄せた必死の形相とカクカクした動きで、華やかなピカデリー(劇場)ではなくなりそう。
【私が参考にしたYouTube動画】
すでに削除されている可能性もあります
・サティ:ピカデリー ピアニスト 近藤由貴/Satie:Le Piccadilly Piano,Yuki Kondo(投稿者:Yuki Kondo Pianist
・サティ:ピカデリー[ナクソス・クラシック・キュレーション](投稿者:naxos japan)
【全体】
Pas trop vite(パトゥロヴィット):速くなり過ぎず。急ぎ過ぎず。
【C】
Trio(トリオ):メヌエット、スケルツォ、行進曲などの中間部
【スタッカート】
弾いた後、早目に上げる。そうすると慌てて、音が抜けやすい(聞こえない音が出る)ので注意。
【シンコペーション】
真ん中の8分音符を強めに弾く。シンコペーションの3つ目の音と、次の音との間がくっつき過ぎないように注意。
【my手順の紹介】
・結局のところ、手順は各個人のやりやすい方法で構わず、利き手や先生によっても異なります。
・左右の音の微妙な大きさや音色の違いや、リズムの取りやすさから、同じ曲内では、同じようなフレーズは、ある程度統一したほうがよいようです。
・カテゴリー[マリンバの始め方]の、「右か左か、手順がポイント(1)~(3)」もご覧ください。
《基本》
Ⓐひとつめの音が、ふたつめより高ければ右手、低ければ左手から開始し、交互に続ける。
Ⓑトレモロは右手から始める(左が利き手の場合については不知)。
Ⓒ右手だけ、左手だけで、連続して弾くのは、基本的には2個まで。多くて3個まで。
Ⓓ楽譜で指定されている場合は、基本は指定通り(変更してもよい)。
※①、②…:その小節の1番目、2番目…の音(休符除く)を表す。
※小節番号は、譜面左端の数字を基準にして数えると便利。
《この曲についての特記》
㋐ 基本:Lから開始:各小節
㋑ ㋐の例外:Rから開始:10、14、15、18、21、26、32、37、40、41小節目
㋒ LLと続く:
・16小節目①②
・21小節目⑥~22小節目①
・29小節目④⑤
・37小節目④⑤
㋓ RRと続く:
・13小節目⑥~14小節目①
・14小節目⑦~15小節目①
・23小節目②③、⑤⑥
・32小節目③④
・結局のところ、手順は各個人のやりやすい方法で構わず、利き手や先生によっても異なります。
・左右の音の微妙な大きさや音色の違いや、リズムの取りやすさから、同じ曲内では、同じようなフレーズは、ある程度統一したほうがよいようです。
・カテゴリー[マリンバの始め方]の、「右か左か、手順がポイント(1)~(3)」もご覧ください。
《基本》
Ⓐひとつめの音が、ふたつめより高ければ右手、低ければ左手から開始し、交互に続ける。
Ⓑトレモロは右手から始める(左が利き手の場合については不知)。
Ⓒ右手だけ、左手だけで、連続して弾くのは、基本的には2個まで。多くて3個まで。
Ⓓ楽譜で指定されている場合は、基本は指定通り(変更してもよい)。
※①、②…:その小節の1番目、2番目…の音(休符除く)を表す。
※小節番号は、譜面左端の数字を基準にして数えると便利。
※R:右手: L:左手
※トレモロの音とタイになっている音は、トレモロ記号が付いてなくても、トレモロで演奏します。
※トレモロの音とタイになっている音は、トレモロ記号が付いてなくても、トレモロで演奏します。
《この曲についての特記》
㋐ 基本:Lから開始:各小節
㋑ ㋐の例外:Rから開始:10、14、15、18、21、26、32、37、40、41小節目
㋒ LLと続く:
・16小節目①②
・21小節目⑥~22小節目①
・29小節目④⑤
・37小節目④⑤
㋓ RRと続く:
・13小節目⑥~14小節目①
・14小節目⑦~15小節目①
・23小節目②③、⑤⑥
・32小節目③④
『始まる音が同じ、"長調と短調のペア"を弾く』の続き
【"ソ"から始まる長調】
前回の記事で、「黒鍵は1個である」と判りました。
では、その黒鍵はどこか?
楽譜上における調号(♯)記載の法則のひとつに、『音階の始まりの音の、すぐ下の黒鍵が、調号群の右端にくる』というのがありますので、”ソ”のひとつ下である"♯ファ"が正解です。
つまり、”ソ”から始まる長調は、次のとおり。
ソ ラ シ ド レ ミ ♯ファ ソ
(注)これ以上、いろいろ考えてしまうとドツボにハマってしまうので、単純に上記のように考える(思考回路とする)のがよいです。まあ、それを言うなら、「”ソ”から始まる長調=ト長調の調号は、♯ファ』と覚えてしまえば、それで済む」となってしまうのですが、それでは身も蓋もありませんので。
【"ソ"から始まる長調】
前回の記事で、「黒鍵は1個である」と判りました。
では、その黒鍵はどこか?
楽譜上における調号(♯)記載の法則のひとつに、『音階の始まりの音の、すぐ下の黒鍵が、調号群の右端にくる』というのがありますので、”ソ”のひとつ下である"♯ファ"が正解です。
つまり、”ソ”から始まる長調は、次のとおり。
ソ ラ シ ド レ ミ ♯ファ ソ
(注)これ以上、いろいろ考えてしまうとドツボにハマってしまうので、単純に上記のように考える(思考回路とする)のがよいです。まあ、それを言うなら、「”ソ”から始まる長調=ト長調の調号は、♯ファ』と覚えてしまえば、それで済む」となってしまうのですが、それでは身も蓋もありませんので。
【トレモロ】
苦手なトレモロだらけの曲です。緊張してしまい、それが曲をギスギスな印象にしているようです。
・pのトレモロは、低い高さから、少しゆっくり叩く
・弦楽器のように、高い音へ向かう時は強く、逆は弱く叩く
【ブレス】
譜面に書いていないが、以下の小節のあとに、わずかにブレスを入れる。
6、8、9、12、14、16、17、20、24、28、30、32、33、40、42、43、46、48、50、51、54、58、62、64、66、67、74、76、77、80、82、84、85、88、92、96、98、100、101
苦手なトレモロだらけの曲です。緊張してしまい、それが曲をギスギスな印象にしているようです。
・pのトレモロは、低い高さから、少しゆっくり叩く
・弦楽器のように、高い音へ向かう時は強く、逆は弱く叩く
【ブレス】
譜面に書いていないが、以下の小節のあとに、わずかにブレスを入れる。
6、8、9、12、14、16、17、20、24、28、30、32、33、40、42、43、46、48、50、51、54、58、62、64、66、67、74、76、77、80、82、84、85、88、92、96、98、100、101
プロフィール
HN:
ルーニ
性別:
女性
自己紹介:
子育て真っ最中の頃から、「人生後半にやること」を探してきて、60近くになって、うっかり、そして、ようやく出会ってしまった”マリンバ”。ピアノと異なり、メロディーラインだけ弾いていれば曲になる。先生にピアノ伴奏をつけてもらえば、演奏家気分にも浸れる。う~ん、幸せです。
(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
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