週1回、マリンバのレッスンが楽しみでもあり、苦しみでもあり。そんな60の手習いの日記です。
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【歌うように弾く】

聴いている人が息できるように。楽譜では指定されていないが、自分でドレミで歌ってみて、息を吸いたいタイミングにわずかなブレスを入れる(例:1小節目のトレモロと②Rの間)。


【トレモロの1打目にアクセントをつけない】

ゆっくり低く上げてから降ろす。2打目以降は少し重みをつける。




【装飾音符はトレモロをする感じで】

8小節目、装飾音符はR、トレモロはLで始め、R→L→R→L→とトレモロを弾くように、切れ目なく演奏する。




【指定されていないが、デクレッシェンドする】

8、16、32小節目。




【スラーを意識する】

ひとまとまりとして、とらえて、弾く。




【3つのトレモロをなだらかに繋げる】

27小節目。レが突出しないように。




【ためてから】

最後の32小節目、ソのトレモロは、ファのあと、ほんのわずか、ためてから始める。




【私が参考にしたYouTube動画】
すでに削除されている可能性もあります

・J.S.バッハ:メヌエット ト長調 (投稿者:Classical MusicE)

・静岡マリンバ×マリンズ メヌエット (投稿者:マリンズルーム marinsroom)
【my手順の紹介】

・結局のところ、手順は各個人のやりやすい方法で構わず、利き手や先生によっても異なります。

・左右の音の微妙な大きさや音色の違いや、リズムの取りやすさから、同じ曲内では、同じようなフレーズは、ある程度統一したほうがよいようです。

カテゴリー[マリンバの始め方]の、「右か左か、手順がポイント(1)~(3)」もご覧ください。



《基本》


Ⓐひとつめの音が、ふたつめより高ければ右手、低ければ左手から開始し、交互に続ける。

Ⓑトレモロは右手から始める(左が利き手の場合については不知)。
Ⓒ右手だけ、左手だけで、連続して弾くのは、基本的には2個まで。多くて3個まで。
Ⓓ楽譜で指定されている場合は、基本は指定通り(変更してもよい)。


※①、②…:その小節の1番目、2番目…の音(休符除く)を表す。
※小節番号は、譜面左端の数字を基準にして数えると便利。
※R:右手 L:左手




《この曲についての特記》

㋐ 基本:各小節とトレモロ後は、Rから開始
㋑ 2、4、10、12、22小節目:②L ③L
㋒ 8小節目:装飾音符R トレモロの最初L
㋓ 31小節目:LRLL
【楽譜に書いてないが、クレッシェンドする2分音符】

1、2、5、6、9、10、13、14、17小節目




【楽譜に書いてないが、デクレッシェンドする2分音符】

3、7、11、18小節目




【楽譜に書いてないが、デクレッシェンドする4分音符】

20、24、28、32、33小節目




【同じmfでも、次第に大きくしていく】

Cは、同じフレーズが3回、繰り返されますが、次第に大きくしていくことで、変化をつけます。

39小節目 < 43小節目 < 47小節目




【私が参考にしたYouTube動画】
すでに削除されている可能性もあります

『こどものカーニバル』ストリーボック作曲(ピアノソロ)夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集2(投稿者:Kyurara Ruru)

・小さな謝肉祭 ストリーボック(投稿者:piacere  pipi)
【my手順の紹介】

・結局のところ、手順は各個人のやりやすい方法で構わず、利き手や先生によっても異なります。

・左右の音の微妙な大きさや音色の違いや、リズムの取りやすさから、同じ曲内では、同じようなフレーズは、ある程度統一したほうがよいようです。

カテゴリー[マリンバの始め方]の、「右か左か、手順がポイント(1)~(3)」もご覧ください。



《基本》


Ⓐひとつめの音が、ふたつめより高ければ右手、低ければ左手から開始し、交互に続ける。

Ⓑトレモロは右手から始める(左が利き手の場合については不知)。
Ⓒ右手だけ、左手だけで、連続して弾くのは、基本的には2個まで。多くて3個まで。
Ⓓ楽譜で指定されている場合は、基本は指定通り(変更してもよい)。


※①、②…:その小節の1番目、2番目…の音(休符除く)を表す。
※小節番号は、譜面左端の数字を基準にして数えると便利。
※R:右手 L:左手
トレモロの音とタイになっている音は、トレモロ記号が付いてなくても、トレモロで演奏します。




《この曲についての特記》

㋐ 基本:各小節とトレモロ後は、Rから開始
㋑ ㋐の例外:2、6、9、12、19、23、27、31小節目:Lから開始
㋒ 33小節目:②L ③L
㋓ 35小節目:②L
まだ引きずっている、「ドイツ語で、"シ"が、"B"でなく、"H"である理由は何?」問題の続きです。








諸説ありますが…スガナミ楽器のHPで面白いのを見つけましたので、それを基に、私の勝手解釈(特に後半)で、ご紹介しましょう。








「自然な感じにするには、"ラ"と"ド"の間に、もうひとつ、音が必要だけど、高いのと低いのと、候補が2つある、どっちにする? 迷うね」と試行錯誤していた時代、英語同様、音階にアルファベット順を採用していたドイツでも、その"未決の音"に、"B"と命名しました。"ラ"が"A"ですからね。







では、ほかの音名のような大文字でなく、小文字の"b"で書かれたのは、なぜ?


当時、どのような理由でか、"シ"という音が、音として外れもの扱いだったようで、「できるだけ用いない。やむを得ず用いる場合は、目立たないように低く歌うのがよい」とされていたみたいです。その際、「2つあるシ候補の、低いほうで」という意味を表すために、"b"を用いました。








そのうち、次第に、ほかの音でも、「少し低く歌って」、「少し軟らかく歌って」を表すのに、"b"と添えるようになりました。のちに、これが、"半音下げる"記号(フラット)の♭になったらしいです。







反対に、高いほうのシ候補は、丸っぽいbと区別するため、下図のような、四角ばったbで表しました。




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こうして、ますます「このような記号使いは便利だ」と盛り上がり? 「少し高く歌って」、「少し鋭く歌って」を表す記号(シャープ)も作ろう!と、四角ばったbの上下左右を延長し、♯としました(実際の横棒は、五線と区別するために、右肩上がり)。


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さらに、"♭や♯を取り消す"記号(ナチュラル)として、四角ばったbの右下に線を延長して、♮を作りました。


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実際の書き順は、下記のようなのかもしれませんが。



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で、なんだかんだ、結局"シ"は、高いほうの候補が採用されました。








ここからはさらに推測の推測ですが、本採用となった"シ"をどう表すか? 英語同様、そのまま素直に"B"とすればよかったのに、長年、ビー(べー)をいじり過ぎたため、"b"や"B"が何を表すか、人により異なって共通認識が得られなくなっていたので、ドイツでは「ここはひとつ、まったく別のアルファベットにしたほうがよくないか?」となったのでは?


で、ABCDEFGの次のHを採用したと。そして、シのフラットは、"B"ひと文字で表すことに。









日本語    変記号   嬰記号     本位記号        
イタリア語  bemolle   diesis        bequadro        
フランス語  bémol    dièse           bécarre       
ドイツ語   b ,Be   Kreuz          Auflӧsungszeichen      
英語     flat    sharp        natural                    



さあ、どうでしょうか?




参考資料
スガナミ楽器のHP
Wikipedia
コトバンク
プロフィール
HN:
ルーニ
性別:
女性
自己紹介:
子育て真っ最中の頃から、「人生後半にやること」を探してきて、60近くになって、うっかり、そして、ようやく出会ってしまった”マリンバ”。ピアノと異なり、メロディーラインだけ弾いていれば曲になる。先生にピアノ伴奏をつけてもらえば、演奏家気分にも浸れる。う~ん、幸せです。

(注)カテゴリーの"マリンバパートナー"は、共同音楽出版社から№1~№8まで発行されているマリンバの楽譜冊子のことです。2025年8月時点で№1~№3には新版も発行されています。なお、同じ曲名でも、旧版と新版に掲載されているものは譜面が異なる可能性があります。
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